秘密保持契約を締結する際の注意点は?知っておきたい契約締結時のポイント

by 弁護士 小野智博

【目次】

1.秘密保持契約とは
-1.秘密保持契約書を作成すべき状況
-2.秘密保持契約書の作成手順
2.秘密保持契約書を作成する必要性
-1.契約内容があいまいになってしまう
-2.細かい取り決めができない
-3.相手方が漏えいしても責任を問えない
-4.裁判をしても証拠がなくて認められない
-5.過大な義務を課されるリスク
-6.契約内容の専門家によるチェックが必要
3.秘密保持契約を締結する際の11個の注意点
-1.注意点①開示側か受領側か双方開示か
-2.注意点②秘密の範囲
-3.注意点③情報を共有できる人の範囲
-4.注意点④秘密保持義務の内容
-5.注意点⑤報告や監督について
-6.注意点⑥秘密保持義務が及ぶ期間
-7.注意点⑦複製の禁止
-8.注意点⑧情報の返還について
-9.注意点⑨効力発生日
-10.注意点⑩差止請求
-11.注意点⑪損害賠償や違約金
4.秘密保持契約書は専門家によるリーガルチェックが必要