会社名: | 株式会社スカイディスク |
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所在地: | 福岡県福岡市中央区舞鶴2-3-6 東京都千代田区九段北4-3-32 |
設立: | 2013年10月1日 |
資本金: | 5億8400万円 |
事業内容: | 製造業向けAIサービスの提供 |
株式会社スカイディスク(以下、スカイディスク)は、「精度の高いAIを作り、お客さまの事業課題を一緒に解決していきます。工場の熟練者の「匠の技」をAI分析し、お客さまの大切な技術資産を未来に残すお手伝いをいたします。」をコンセプトに、製造業向けのAIサービスを提供する企業として、クライアントの業務ヒアリングから目的の設定、必要なデータをどのように収集し、人工知能によってどう解析するかまで、ワンストップで提案している。
サービス設計、依頼企業との契約、販路開拓、資金調達
サービス設計におけるコンサルティング、開発請負型から役務提供型への転換、クライアント企業との契約交渉支援、投資家との契約の支援
サービス立ち上げの段階からコンサルティングを継続することにより、法的な側面だけでなく、顧客を獲得するための販売戦略や利益を確保するための収益戦略まで考慮した契約スキームの構築に成功
「ファースト&タンデムスプリント法律事務所は、ビジネス目線でIT企業の早期拡大を実現する、力強いパートナーです。」
スカイディスクは、製造業向けAIサービスという新しいビジネスを立ち上げ、大手企業から引合いを得るようになったが、事業を大きく展開させるためには、開発請負モデルから脱却し、独自のサービスモデルを確立する必要があった。
ベンチャー企業であったスカイディスクにとって、ビジネスモデルの転換と資金調達は早期に成功させなければならないミッションであった。そのため、同社は、IT企業やベンチャー企業の支援に実績があり、AIにも理解のある弁護士を探していたところ、投資家から当時米国シリコンバレーで活動していた小野智博弁護士の紹介を受ける。「小野弁護士は学生時代に情報処理を専攻しておりAIにも理解が深く、IT企業の支援に精通していたこと、ビジネス目線での議論やスピード感、フットワークの良さがこれまでの弁護士とは違うと思い、顧問契約を決めました」(城戸氏)。
スカイディスクには製造業向けのAI学習モデルを作成できる技術力があったが、力の差のある大手企業と従来の開発請負型の契約をしていては、知財やノウハウを蓄積できず、自社事業の展開ができない。そこで、ファースト&タンデムスプリント法律事務所は、スカイディスクのサービスを基幹部分とカスタマイズ部分に切り分け、カスタマイズ部分はクライアントに権利を渡すが、基幹部分は自社で確保し、クライアントには利用権を付与するサービス契約のスキームを提案し、契約書フォームの作成を行った。「これにより、クライアントのニーズは満たしつつ、自社事業をサブスクリプションモデルで横展開して、利益を拡大する方向が見えてきました」(城戸氏)。
同時に、販路開拓のため、商社等との販売パートナーシップ契約を検討し、多くのエンドユーザーに自社サービスを利用してもらえる契約スキームを構築した。
事業の成長とともに、複数回の投資ラウンドが行われたが、投資契約や株主間契約も支援し、現在に至っている。
スカイディスクの事業の成長に伴い、社内の体制構築や対外的なコンプライアンスの要請も高まっている。スカイディスクは今後、事業に伴うリスクを回避しながら、コンプライアンスを確保し、成長企業としての社会的責任を果たしつつ、更なる売上の確保と成長を目指す計画であり、その際もファースト&タンデムスプリント法律事務所とともに取組みを進めていく考えだ。
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